しんじゅく防災フェスタ

【報告】 会場満席で、プレイベントが終了!

2016.08.05

7月18日、熊本地震・支援団体 活動報告会「熊本地震の現場から ~人と地域の力を活かすために~」を行いました。

9月4日に控える「しんじゅく防災フェスタ2016」のプレイベントとして、実行委員会参加団体も含めた8団体が企画したもので、報告会当日には会場が満席となる70名以上の方にお越しいただきました。また、その様子は、当日夕方のNHK首都圏ニュースでも紹介されました。

 

IMG_2174

 

登壇者は以下のメンバーで、熊本県内各自治体で行ってきた避難所の環境改善、炊き出し、入浴支援、子どもや女性・外国人へのケアなどのそれぞれの活動を紹介。後半には、これからの熊本への支援のあり方や今後の防災・減災に活かすべき学びなどを、それぞれの登壇者の立場から発言しました。

<登壇者一覧>
・勝井裕美(「シャプラニール=市民による海外協力の会」海外活動グループ)
・木村万里子(「シャンティ国際ボランティア会」緊急救援室室長)
・合田茂広(「ピースボート災害ボランティアセンター」理事)
・小美野剛(「CWS Japan」事務局長)
・鈴江茂敏(「パルシステム生活協同組合連合会」地域支援本部域活動支援課)
・鶴木由美子(「難民支援協会」定住支援部コーディネーター)
・堀内葵(「国際協力NGOセンター」調査提言グループ/防災・減災日本CS0ネットワーク事務局長)
・松本竹弘(「東京YMCA」山手コミュニティーセンター主任主事)
・山根一毅(「日本YMCA同盟」協力部門国際担当主任主事)

 

IMG_2176

 

被災地の現場での第一線での活動はもちろん、話題は被災者からのニーズと活動をつなぐ中間支援の役割、資金や情報面で活動を支える後方支援の重要性にも及びました。それぞれの団体の強みや特性を活かした連携や協働を考える貴重な機会になりました。

 

また、熊本県東京事務所の吉村了介氏からは、熊本への支援に対する感謝のお言葉をいただきました。長い復興への道のりには、現地への観光や名産品の買い物なども応援になります。「しんじゅく防災フェスタ2016」の本番でも、熊本の名産品を扱う復興支援ブースなどを予定しているので、ぜひお立ち寄りください。

IMG_2178

 

そして、会場に集まった皆さんには、南阿蘇村のお母さんグループ「たねまきはうす」と「ほしのこママ」が呼びかける、ストレスを抱えた子どもたちの心のケアを目的とした人形劇ワークショップの開催へのカンパをお願いしました。この日集まった19,511円は、7月末に両団体へ送金させていただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

 

最後に、このプレイベントの準備や誘導には、これまで勉強会を重ねてきた「フェスタ運営ボランティア」の皆さんにもご協力いただきました。お疲れさまでした。本番まで残り1ヶ月、引き続きもよろしくお願いします!