しんじゅく防災フェスタ

【プレスリリース】 8/6(日)プレイベントを開催します!

2017.07.27

報道関係者 各位
2017.07.27 プレスリリース

障がい当事者とともに、首都直下地震を考える。
8/6(日)「避難所運営ゲーム(HUG)要配慮者版ワークショップ」を開催します。

東京・新宿区内の行政・NPO・社会福祉法人等で構成する「しんじゅく防災フェスタ2017実行委員会」では、今年9月3日(日)に実施する「しんじゅく防災フェスタ2017」のプレイベントとして、障がい当事者とともに災害時の避難所の状況を考える研修を実施します。

障がい者等の要配慮者は、過去の災害でも避難行動の遅れから死者数の割合が健常者の2倍近くにのぼり、避難生活では様々な困難に直面した事例が多数報告されています。30年以内に70%以上の確率で発生するといわれる首都直下地震に備えて、「しんじゅく防災フェスタ2017実行委員会」では、地域でできる対策を考え、「共助」の力を育てようと、2017年2月以降毎月、障がい当事者も含めた有志での意見交換を続けてきました。

8月6日(日)の研修では、障がい当事者をはじめ、区内のNPO、社会福祉法人、ボランティアなど約50名を対象に、「避難所運営ゲーム(HUG)」の要配慮者版カードゲームを実施します。障がいの有無に関わらず、地域の一員として一緒に防災・減災に取り組みます。ぜひ取材・報道等をご検討ください。

■ 概要

【 日時 】
2017年8月6日(日) (第一部) 14:00-17:00 (第二部) 17:00-18:00

【 場所 】
新宿スポーツセンター大会議室(新宿区大久保3-5-1)

【 対象 】
しんじゅく防災フェスタ2017実行委員会、登録ボランティア、障がい当事者等 約50名
※視覚・聴覚障がい、肢体不自由(車いすユーザー)、知的障がいの保護者らも参加予定です。

【 内容 】
(第一部) 避難所運営ゲーム(HUG)要配慮者バージョン
(第二部) 災害時要配慮者についてのディスカッション

【 主催 】
しんじゅく防災フェスタ2017実行委員会

【 協力 】
NPO法人スキルボート

■ 「避難所運営ゲーム(HUG)」とは

静岡県が考案した避難所の運営を体験できるカードゲーム。プレーヤーは避難所の運営係として、グループで避難所の見取り図を囲み、次々に読み上げられる「避難者カード」と「出来事カード」への対応を検討していきます。「要配慮者バージョン」は、その姉妹ゲームとして開発されたもので、妊産婦、高齢者、障がい者などの災害時要配慮者の避難者カードが多く含まれています。

■ 「しんじゅく防災フェスタ」とは

首都直下地震発生への懸念が高まるなか、東京・新宿区では、2016年度より行政と非営利の社会貢献団体による協働事業として、防災週間の9月に、より幅広い層への防災啓発と、地域防災の担い手育成を目的とした「しんじゅく防災フェスタ」を実施しています。地域のNPO団体等による実行委員会やボランティアが研修を重ね、9月のイベント本番では、親子も、若者も、外国人も、障がい者もみんなで楽しく学べる防災イベントを目指して準備を進めています。

■ このリリースに関するお問い合わせは

しんじゅく防災フェスタ2017実行委員会事務局
(ピースボート災害ボランティアセンター内)
TEL.03-3363-7967 FAX.03-3362-6073 MAIL.shinjuku@bosai-festa.com